東京電力福島第1原発3号機への放水作業を行った東京消防庁の
ハイパーレスキュー隊の第1陣が19日夜に帰京し、主に同隊で構成する
緊急消防援助隊の佐藤総隊長(58)ら3人が 会見した。 佐藤総隊長は、
隊員が受けた最大の放射線量が27ミリシーベルトだったと 説明し
「幸い隊員139人の安全を確保し、連続的で大量の水を注入する
ミッションを達成できた」と安堵(あんど)の表情を見せた。
現地では放水用の屈折放水塔車を、3号機の壁まで約2メートル、
核燃料 プールまで約50メートルの場所に止めて作業したという。
特殊災害対策車で周辺の放射線量を測定し部隊の展開も考えたとされる
冨岡総括隊長(47)は「通常の訓練とは違うが、このメンバーであれば
(任務を)クリアできると確信した。 一番大変だったのは隊員ですね」と
語った後、言葉をつまらせた。 やや間を置き「隊員の家族に(心配を
かけて)本当に申し訳ないとその場で おわびとお礼を言った」と語った。
高山総括隊長(54)は原発敷地内で給水車と放水車の間約350mを、
1本50m、重さ100kgのホース7本でつなぐ 手作業を指揮した。
「見えない敵との戦い。 いかに隊員を短い時間に安全に(作業をさせる)、
というのが大変だった」と振り返った。一番長く活動した隊員の作業時間
は約1時間に及んだという また、佐藤総隊長は石原慎太郎都知事から
派遣命令があった直後、 妻に「これから福島原発に出動する」とメールし、
妻から「日本の救世主になってください」と返信があったことを明らかに し
「(今は)ゆっくり寝たいです」と話した。
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一番危険な3号機に先遣隊として、放射性物質の中を人力で重いホ-ス
を350m運び、海中から水を吸い上げて放水することができた。
<使命感>に燃えたハイパ-レスキュ-隊、立派です、尊敬します!^^
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